万年青(おもと)って何だろう?

この記事では、初心者の方が分かり易いように大きく分けて書いています。

万年青の歴史

始まりは、日本の西の地方で、山などに自生していた物を採取して育てていたようです。その後、今からおよそ400年前の江戸時代に、徳川家康公が江戸城入城の際に家臣から献上され、真っ先に床の間に飾ったところ大いに栄た事から、家康公はとても大切にしていたと言い伝えられています。
以後、万年青は縁起が良いとされ、広まっていきます。

とても流行した為に、人気の品種には現代の価値で億の値が付いたものもあったそうです。

現代でも引越し万年青として、転居の際に一番最初の荷物として運び込み、鬼門や気の通り道の玄関などに置くと良いと言われています。
また、縁起物として人気が高く、子孫繁栄、長寿の象徴とされています。

万年青の種類

万年青の品種ができたのは

自生していた物を採取して、自然交配や人工交配が繰り返されていきました。突然変化も起こりやすく、沢山の品種ができていきました。

現代の品種の数

葉に現れる色々な模様「斑(ふ)」や葉の形「芸(げい)」で、1000種類にもなります。

系統とは

大きく3つの系統に別れています。

万年青の系統
  • 大葉系統
  • 薄葉系統
  • 羅紗系統

薄葉系統はさらに細かく分類されます。
各系統の詳細は改めて記事にしたいと思います。