万年青の割子で少し難しいと言われている抉るタイプの割子のご紹介です。
道具を準備します
割子をする際に必ず必要になるナイフ(ランセット)を準備します。
私は使う前に毎回砥石で研いでいます。
研がずに使用すると、変に力が入り怪我をする事があるので、使う前は研ぐ事をお勧めします。
ナイフと砥石があれば割子と芋切り(芋吹き)ができます。
万年青を準備します
子が上がって割りたい万年青を選びます。
鉢を開けてキレイに洗います。
ここで割子ができるか判断します。
子が上がっている周辺に根が無い時は割子できないので再度植え直します。
子の周辺に根があり割子できそうな時は、どの根を子に付けて割るか決めて、ナイフで切るラインをイメージします。
割子します
いよいよナイフを入れて割子していきます。
初めは芋に対して真横から芋の中心に向かう感じでナイフを入れます。
その後少しづつナイフの角度を変えて丸く半円を描くように切っていきます。
ナイフを持った手は固定して、芋の方を動かすようにします。
包丁のようにナイフを動かすと、芋が柔らかくなっている所があった時に一気にナイフが動いてきてとても危険です。
持ち出しが長く、手で割れそうな時は手で「ポキっと」割るようにしています。
それぞれ鉢に植えて完了です。
YouTubeに今回の割子の様子をアップしておりますので、是非ご覧くださいませ。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。